NC社員の「ケミカルエピソード」
姐さんあなたマシーンですか!?
高速正確な仕事で職場に風穴を開ける
大本之恵の化学反応
- 大本之恵
- 営業部 営業課
数字のことならお任せあれ。当社の金属加工事業では材料仕入れから加工内容までしっかり仕様を固めることが超大事!彼女はあらゆる取引の決め事を書類に落とし込み確かな仕事を実現する裏の立役者なのである。プライベートではバレーボールに汗を流すアクティブ派。
とにかく仕事が速くて正確。見習いたい!でも真似できない…。
向かいのデスクに座る女性社員によると、彼女は残業をすることがほぼ無いという。速いだけでなくミスもないから定時にきっちり退社できるのだと。かつて同じ部署で働き、仕事を教えてもらうこともあったが、彼女と同じやり方を真似することは容易でなかったと。
しかしその仕事ぶりは、社員の仕事の取り組み方に間違いなく良い影響を及ぼしている。ニホンケミカル社員の働き方に化学反応を引き起こしたといえる。
誰よりも負けず嫌い、だけど面倒見のいい姐御肌
本人曰く負けず嫌いな性格で、自分のミスが許せないあまり悔しくて会社で涙を流したこともあったという。
それだけ情熱的な性格は学生時代から一貫してスポーツに取り組んだことが影響しているのであろう。中高6年間バスケットボールに励み、社会人になってから始めたバレーボールは10年を超えている。これらスポーツで培われた経験、たとえば先輩が後輩の面倒をみるといった姉御的な素養は、この会社でも存分に発揮されている。
毎年8月に開催される三原市の「やっさ祭り」では有志の踊り手を集めて参加しているが、そこでは参加者を取りまとめる役を務めている。
自らを“姐御肌”だと言い、人の面倒を見ることが嫌いではない様子。
なんと彼女は事務方として働くにも関わらず、工場現場で働く若手社員の作業着を洗濯しているというのだ。
きっかけは作業着が汚れている若手社員を見るに見かねて洗濯したのが始まり。
これに乗じて「俺も!俺も!」と乗りかかってきた若者5~6人分の作業着を毎日のように洗濯しているのだという。
もはや若手社員の"お母さん"的な存在となっている。
「仕事だけでなくプライベートでも気にかけてくれ、一緒にショッピングなどに出かける仲になり公私ともに姉御的な存在です。」と前出の女性社員は親しみ深く語った。
彼女は主に、お客様からのオーダーを加工原票に落とし込み、生産現場へと橋渡しをする仕事を担っている。
普段はオフィスでデータ入力しているが、伝票で伝えられない細やかな確認は直接生産現場に出向いて現場作業員に説明することもしばしば。
専門的かつ複雑な情報伝達が多く、小さなミスが重大な損失につながることもあるため、細心の注意を払って業務にあたっている。